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横浜の歴史的建築の夜明け

用語集制度理解のための精密な定義

年金分割の手続きにおいて、日常では聞き慣れない専門用語が数多く登場します。「標準報酬」や「按分割合」など、制度の根幹をなす言葉を平易に、かつ正確に解説いたします。

Orientation

言葉の壁を取り除き、透明な手続きへ

離婚時の年金分割は、厚生労働省や日本年金機構が定める厳格な基準に基づいて行われます。しかし、その過程で提示される書類や説明には、法的な定義に基づいた独自の用語が多用されており、利用者が混乱する要因となっています。

本相談室では、横浜地域で手続きを進める皆様が、書類の一文字一文字を正しく理解し、納得感を持って将来の備えを行えるよう、実務上の視点から用語を整理しました。

基本用語:制度の根幹を知る

Definition 01

厚生年金保険(公務員等含む)

年金分割の対象となるのは、この「厚生年金」の部分のみです。会社員や公務員が加入する2階建て部分の年金を指します。

※国民年金(基礎年金)部分は分割の対象外となります。

Definition 02

第3号被保険者

会社員や公務員に扶養されている配偶者を指します。主に専業主婦・主夫がこれに該当し、「3号分割」の対象となります。

Definition 03

合意分割

夫婦間の合意、または裁判所の決定によって分割割合を定める方法です。婚姻期間中の厚生年金記録全体が対象となります。

上限は50%(0.5)までと定められています。

Definition 04

3号分割

第3号被保険者期間中の厚生年金記録を、相手の合意なしに強制的に2分の1(50%)ずつ分割する制度です。

2008年(平成20年)4月以降の期間が対象です。

重要書類:手続きで目にする名称

書類名 役割と内容
年金分割のための情報通知書
最重要

分割の対象となる期間や、それぞれの標準報酬額、按分割合の範囲が記載された書類です。年金事務所に「情報提供請求」を行うことで発行されます。離婚前でも単独で請求可能です。

標準報酬改定通知書

手続き完了後に日本年金機構から送付される書類です。分割の結果、自分の年金記録がどのように書き換えられたかを正式に通知するものです。

年金手帳 / 基礎年金番号通知書

手続きを行う本人及び配偶者を特定するために必要な基礎年金番号が記載されています。現在は「基礎年金番号通知書」に順次切り替わっています。

素材の質感

正確な言葉が、 未来の不安を解消します。

Calculation & Values

算定・計算に関する用語

標準報酬月額(ひょうじゅんほうしゅうげつがく)

厚生年金保険料や将来の年金額を計算するための基礎となる金額です。毎月の給与そのものではなく、一定の幅で区分された等級(1等級〜32等級)に当てはめて決定されます。

Check Point

年金分割では、この「標準報酬」の記録を分け合います。現金を受け取るわけではなく、あくまで「記録」を移動させる手続きです。

按分割合(あんぶんわりあい)

婚姻期間中の厚生年金記録をどのような比率で分けるかを示す数値です。通常、一方がもう一方へ記録を譲渡する形になるため、分割後の各自の持分比率で表現されます。

Range

「情報通知書」には下限値と上限値(最大50%)が記載されます。

対象期間(婚姻期間)

年金分割の対象となるのは「婚姻届を提出した月」から「離婚した月(または別居等により事実上の関係が解消された月)」までです。

独身時代の厚生年金記録や、離婚後の記録は分割の対象に含まれません。

関係機関と窓口

横浜市内で手続きを進める際に訪れる、または書類をやり取りする主な機関です。それぞれの役割を把握しておくことで、スムーズな移動と請求が可能になります。

横浜の公的機関

日本年金機構(年金事務所)

実際に年金分割の請求を受け付け、記録を改定する機関です。横浜市内には各区に対応した複数の事務所が存在します。予約制の相談窓口が設置されています。

公務員共済組合

公務員や私立学校教職員などの年金を管理する機関です。対象者が共済加入者の場合、日本年金機構ではなく各共済組合へ情報請求や分割請求を行う必要があります。

家庭裁判所

夫婦間で分割割合に合意ができない場合、調停や審判を通じて割合を決定する場所です。横浜市中区には横浜家庭裁判所(本庁)が所在しています。

公証役場

合意分割において、夫婦で決めた割合を「公正証書」として作成する場所です。公正証書がある場合、離婚後に一人で年金事務所へ手続きに行くことが可能になります。

迷ったときのクイックチェック

「按分割合」の50%とはどういう意味?
相手の年金を半分もらえるという意味ではなく、「婚姻期間中の二人の厚生年金記録の合計を、50%ずつに均等化する」という意味です。共働きで収入が近い場合、動く記録は少なくなります。
「情報通知書」は勝手にとっていいの?
はい、可能です。離婚前であっても、配偶者の同意なしに単独で請求できます。また、請求した事実が相手に通知されることもありませんのでご安心ください。
「3号分割」なら協議はいらない?
3号分割のみを請求する場合は、相手の合意は不要です。ただし、2008年以前の婚姻期間がある場合や、自身も厚生年金に加入していた期間がある場合は「合意分割」が必要になるケースが大半です。
横浜の夜景
Support Access

不明な用語や手続き、 横浜の専門家が整理します。

用語の意味は理解できても、それを自分の状況にどう当てはめるべきか判断するのは容易ではありません。将来の生活に直結する大切な手続きだからこそ、一度実務のプロに相談してみませんか。

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